番組内容 | 放送日時
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【第1回】 イマドキの若者は内向きで草食なのか? 01 [テーマ]消費しない若者? [講 師]深澤 真紀 2009年流行語大賞トップテンになった「草食男子」という言葉は、国内外のメディアに広く取り上げられ、今どきの若者を表す言葉としてすっかり定着した。しかし、本来褒め言葉として使っていた深澤氏の意図に反して、今どきの若者を批判する言葉として広がっていってしまった。本当に今どきの若者は、内向きで消極的なのか。草食男子、肉食女子の名付け親である深澤氏に、意外にいいところのある若者の本性とその付き合い方を聞く。 | − | 講義資料() 更新日:2012/9/12 |
【第2回】 イマドキの若者は内向きで草食なのか? 02 [テーマ]恋愛しない若者? [講 師]深澤 真紀 少子化や消費の低迷など、現代日本が抱える問題の多くを今どきの若者が原因であると決めつける傾向が一部にあるが、データを精緻に見てみると決してそうではないことがわかる。確かに、今どきの若者は、バブル世代とも団塊世代とも違う特徴を持っているが、それを悪いこととして捉えるべきではない。現在は戦後の歴史の中でも最も幸せな時代であり、今どきの若者こそ戦後日本の最高傑作であると評する深澤真紀氏に今どきの若者との付き合い方を聞く。 | − | 講義資料() 更新日:2012/10/9 |
【第3回】 イマドキの若者は内向きで草食なのか? 03 [テーマ]海外に興味がない若者? 〜起業編
ゲスト:税所篤快氏(e−Education) [講 師]深澤 真紀 今どきの若者は、内向きで挑戦心がなく、海外にも積極的に出ていかないとイメージされているが、実際の統計データでは、若者の絶対数が減っているだけで、留学や海外旅行へ行く割合が減っているわけではない。今でも多くの若者は、挑戦心と行動力が豊かで、国力を失いつつある日本にとって希望となる存在である。今回は、19歳で単身海外に飛び出して、世界の教育状況を変えようと奮闘するe−Educationの税所篤快氏をゲストに招き、話を聞く。 | − | 講義資料() 更新日:2012/11/15 |
【第4回】 イマドキの若者は内向きで草食なのか? 04 [テーマ]政治に興味がない若者? 〜デモ編
ゲスト:安田浩一氏(ジャーナリスト) [講 師]深澤 真紀 イマドキの若者は海外に出ない、恋愛をしない、加えて政治や社会に関心がなく、興味があるのは自分のことだけなどと言われるが、本当にそうなのだろうか。実はこれらは確かなデータに表れているわけではない。その辺のことを探るために、フリージャーナリストの安田浩一氏をお招きした。安田氏は外国人労働問題、貧困、差別等を独自に取材・執筆されているが、今回は、ある種の活動団体についてまとめられた著書を中心に、背景となるネット社会、大人たちの対応等、問題提起をしながら、若者の実態を考えていく。 | − | 講義資料() 更新日:2012/12/13 |
【第5回】 イマドキの若者は内向きで草食なのか? 05 [テーマ]イマドキの若者は幸福なのか
ゲスト:古市憲寿氏(社会学者) [講 師]深澤 真紀 今どきの若者は、社会や政治に関心が薄く、内向きで利己主義であると思われがちであるが、それは間違った認識である。彼らは、真摯に社会に向き合い、自分なりに社会参加をしようと試みている。彼らは決して現代の日本に絶望しているのではない。身の丈にあった身近な社会参加を行うことで、幸福感を感じる若者は増えている。20歳代の社会学者である古市憲寿氏をゲストに招き、今どきの若者の社会との向き合い方、働き方、幸福感を聞く。
参考図書:「ニュースの裏を読む技術 「もっともらしいこと」ほど疑いなさい」深澤真紀著 PHPビジネス新書
「絶望の国の幸福な若者たち」古市憲寿著 講談社
「僕たちの前途」古市憲寿著 講談社 | − | 講義資料() 更新日:2013/1/11 |