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BBT番組紹介
【目撃せよ!いま起こっている義務教育改革】
<講座の目的>

【カリキュラム】
番組内容放送日時
関連資料
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【第1回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 01

 [テーマ]義務教育改革の現場
ゲスト:代田昭久氏(東京都杉並区立和田中学校 校長)

 [講 師]藤原 和博 

杉並区立和田中学校は、元リクルートの社員である藤原和博氏が、2003年に都内公立中学校初の民間人校長として就任して以降、169名だった生徒数は454名に増え、下位だった学力も杉並区でトップとなり、東京都のモデル校といわれるまでになった。藤原氏とその後任の代田氏が教育現場に持ち込んだ様々な改革は、経営におけるマネジメントの手法を応用したものだった。べき論や理想論ではなく、現場主義の立場から義務教育改革の現状を語る。

【第2回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 02

 [テーマ]義務教育改革の現場
ゲスト:福田晴一氏(東京都杉並区立和田小学校 校長)

 [講 師]藤原 和博 

日本の義務教育の現場において創意工夫を重ねている教育者をゲストに招き、日本の教育に必要な改革の方法を提起、広げていこうというシリーズの第2回は、講師の藤原和博が「千人に一人の校長」だと評価する東京都杉並区立和田小学校校長福田晴一氏を招く。前例踏襲主義、横並び主義が強い教育界にあって、和田中学校の改革手法などを取り入れながら小学校の現場改革を行ってきた福田校長に、具体的な取り組み内容を聞きながら、改革のヒントを探る。

【第3回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 03

 [テーマ]企業の資源を学校教育に活かせ
ゲスト:若江眞紀氏(株式会社キャリアリンク 代表取締役)
     神山典子氏(ダイソン株式会社 コミュニケーションズ統括マネジャー)

 [講 師]藤原 和博 

21世紀社会に不可欠な能力を育成するためには、学校内の資源による教育だけでは不十分であり、家庭や企業などの外部の資源を活用しなければならない。社会貢献意識が高い企業も増えてきており、キャリア教育への支援に積極的である。しかし、教育現場と企業側ではまだ壁があり、スムーズな協力体制が構築できていないのが現状である。企業側担当者と橋渡し役を務める教育コーディネーターをゲストに招き、学校と企業との協力体制の現状と課題を聞く。

【第4回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 04

 [テーマ]大阪府教育委員会
ゲスト:藤井睦子氏(大阪府教育委員会 事務局 教育次長)

 [講 師]藤原 和博 

大阪府は、2008年度、全国の学力テストで下から2番目の成績であった。危機感を持った大阪の教育関係者は、橋下徹知事の支援のもと、様々な教育改革に取り組み、基礎学力の向上に成果を上げてきた。
2008年度から2011年度まで大阪府知事特別顧問を務めた藤原和博氏と大阪府教育委員会事務局教育次長の藤井睦子氏が、「教育行政基本条例」や「府立学校条例」など大阪府の教育改革の内容と、実際に現場で行っている取り組みについて語る。

【第5回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 05

 [テーマ]大阪府池田市立池田中学校
ゲスト:横山泰介氏(前・大阪府池田市立池田中学校 校長)

 [講 師]藤原 和博 

大阪府の教育改革を進める上で藤原氏がモデル校と考えたのが池田市立池田中学校だった。学校内にシンナーのにおいが立ち込める荒れた学校だった池田中学校が、短期間で不登校ゼロの成績優秀校に変わるために、どのような改革が必要だったのか。「和田中学校の真似などけったくそ悪くてできん」と言っていた当時の横山校長が、藤原氏と出会う中で、45分授業の実施など取り入れるべきものは取り入れて、進めていった改革の全貌を聞く。
参考図書「ちょっと学校に力を貸して下さい」池田市立池田中学校MTP事務局著(ジアース教育新社)

【第6回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 06

 [テーマ]大阪府の教育改革 民間人校長
ゲスト:鈴木貴雄氏(大阪府豊中市立寺内小学校 校長)
     山下善久氏(大阪府大阪狭山市立南第二小学校 校長)
     尾塚理恵子氏(大阪府守口市立橋波小学校 校長)

 [講 師]藤原 和博 

大阪府の教育改革の目玉の一つが、民間人校長の採用である。大阪府では、3年前から採用が始まり、2011年は8人、2012年は7人の採用が決まっている。単一性が強い教育現場に、民間人校長が入ることで生まれるメリットは数多い。
今回は、大阪府の現役民間人校長3名をゲストに招き、これまでの経歴、どのような思いで校長になったのか、それぞれの活動内容、ポリシー、実際の学校現場における既存教員との軋轢やPTAとの交流などについて聞く。

【第7回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 07

 [テーマ]宮城県石巻市立雄勝中学校
ゲスト:佐藤淳一氏(前・宮城県石巻市立雄勝中学校 校長)
     長田 徹氏(文部科学省 生涯学習政策局 地域・学校支援推進室 係長)

 [講 師]藤原 和博 

2011年3月11日の東日本大震災により、宮城県石巻市立雄勝中学校は、校舎の屋上部分まで津波に浚われ、体育館に至っては建屋そのものがすべてなくなるという被害を受けた。幸い77名の生徒は全員無事だったが、地震と津波ですべてのハードを失ってしまった雄勝中学校は、学校スタッフの頑張りやボランティアの協力を得て、学校教育を再生させていく。「生徒のためならなんでもやる」と決意した当時の佐藤校長や長田氏に学校教育再生の取組みを聞く。

【第8回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 08

 [テーマ]私立中高一貫校の取り組み
ゲスト:漆 紫穂子氏(品川女子学院 校長)
     佐野和之氏(西武学園文理中学・高等学校 進路主導主任)

 [講 師]藤原 和博 

公立学校とは違って、私立学校には、教職員の移動が少なく、文化や風土が一定であり、意思決定の機能が比較的わかりやすいという特徴がある。したがって、私立学校がその気になれば、より素早く面白い教育が行える可能性を持っているといえるだろう。藤原和博氏の「よのなか科マスターティーチャー講座」を受講し、その精神やノウハウを活かして、独自の「よのなか科」を作り実践している2つの私立中高一貫校の具体的な取り組みを聞く。

【第9回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 09

 [テーマ]受験・学習塾から学ぶ 公教育の未来
ゲスト:平松 享氏(安田教育研究所 副代表)
小嶋 隆氏(株式会社日能研関東 代表取締役社長)

 [講 師]藤原 和博 

日本国内市場が成熟化し、企業のグローバル化が求められる現在、日本社会が必要とする人材像は大きく変化している。一方で学生数の激減という事態に直面する教育機関側も生き残りのためには、社会が求める人材を生み出すための努力を重ねていかなければならない。時代の変化に敏感に対応して変化してきた私立学校や学習塾に比べて、動きが遅かった公立学校も様々な取り組みを始めている。変貌する教育機関や受験内容の姿を紹介する。

【第10回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 10

 [テーマ]「よのなか科」体験OBに聞く
ゲスト:宮本貴文さん 牧浦土雅さん 荒井和人さん

 [講 師]藤原 和博 

藤原和博氏が、和田中学校の校長に就任してから創設したのが「よのなか科」である。これは、社会で活躍する人々の話を聞いたり、社会の諸問題について大人を交えて話し合ったりすることで、通常の授業からは学ぶことのできない世の中のことを学ぼうとするものである。答えが一つではないテーマについて考え、自分の意見を持つことを促したこの授業は生徒たちにどのような影響を与えたのか。実際に授業を体験した生徒たちの話を聞く。

【第11回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 11

 [テーマ]新しい学びのカタチ 石巻、バングラデシュで起きていること
ゲスト:税所篤快氏(e−Educationプロジェクト 代表)
    油井元太郎氏(公益社団法人 sweet treat 311)

 [講 師]藤原 和博 

よい学校へ行き、一流企業に入り、出世していくという従来の日本人が持っている価値観の枠にはまらない人生を送る若者が徐々に増えてきている。彼らは、既に仕事を持っていたり、学生であったりするが、新しい価値やつながりを求めて、新しいことに挑戦している。そんな若者の代表として、石巻で被災児童のために教育支援などを行う油井元太郎氏とバングラディッシュでドラゴン桜を実現しようとする税所篤快氏の二人の話を聞く。

【第12回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 12

 [テーマ]子どもたちの学力と教育環境
ゲスト:陰山英男氏(大阪府教育委員会 委員長/立命館小学校 副校長)

 [講 師]藤原 和博 

小学生の成績を上げるには、「基本的な生活習慣を身に着けること」と「基本的な問題を反復練習すること」が有効である。この陰山メソッドは今や全国に広がり、多くの子供たちが学力を向上させた。学力アップの神様とも呼ばれる陰山氏は、はじめから教師を目指したのではなかった。日本維新の会の橋下代表との丁々発止のやりとりでも知られる陰山氏に、陰山メソッドがどのようにして生まれたのか、および日本の義務教育の今後について聞く。

【第13回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 13

 [テーマ]学校って何だろう?教師って何だろう?
ゲスト:久保一之氏(NPO法人 東京コミュニティスクール 理事長)
松田悠介氏(NPO法人 Teach For Japan 代表理事)

 [講 師]藤原 和博 

義務教育では今、多様な問題が起こっているが、現場の中から見ていても実態は分からない。本講義では学校や教師の本質に迫るべく、現存の学校とは別の観点で、オルタナティブ(代替)的な教育を行っているNPOに注目し、日本の教育現場を改めて見つめ直す。前半は、学びの場所を求める子どもたちの学校「東京コミュニティスクール」理事長の久保一之氏、後半は、志のある人を教師として派遣する「Teach For Japan」代表理事の松田悠介氏を迎え、オルタナティブな現場を解説していただきながら、学校の真の姿を問う。

【第14回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 14

 [テーマ]新しい時代の学校マネジメント実践(前編)
 [講 師]藤原 和博 

学校で起こる問題や事件の対策では、従来は服務研修により管理面を強固にすることが重要視されていたが、複雑化した社会には通用しなくなり、昨今はマネジメントへ頭を切り替える必要に迫られている。つくば市にある教員研修センターでは、新しい時代に即した「校長マネジメント研修」を行っており、全国から集まった小・中・高の校長が1週間にわたって学ぶ。本講義で藤原氏が担当した講座を2回に分けて紹介するが、マネジメントとリーダーシップの本質を追求した内容は、ビジネス全般においても参考になるだろう。

【第15回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 15

 [テーマ]新しい時代の学校マネジメント実践(後編)
 [講 師]藤原 和博 

坂の上の雲を目指して一山越えたら人生は終わりではなく、さらなる坂がある。21世紀の長寿社会を生きる子どもたちに何を教えればよいのか。先生はどうあるべきか。学校は何をすべきか。新しい時代に即した学校における付加価値の創造を、人、物、金、情報、時間の五つの経営資源を使ってどのようにマネジメントするのか、前回に引き続き、全国から集まった小・中・高の校長を対象に藤原氏が講義した「校長マネジメント研修」から、実践例を用いて紹介する。

【第16回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 16

 [テーマ]「できない」という教育の力
ゲスト:乙武洋匡氏(東京都教育委員会 委員)

 [講 師]藤原 和博 

子どもたちにとって先生は、何でも教えてくれる、何でもしてくれる大人であろう。では給食の牛乳キャップさえ自分で開けられない先生を担任に持った子どもたちはどうするのか。先生なのにできないという従来とは真逆のスタンスによって、子どもたちの人を思いやる力、違いを受け入れる力を引き出す教育を実践した乙武氏を招き、著書や同氏が出演した映画を用いて、学校や家庭における教育とは何か、相手にしてあげることだけが教育だろうかと問い掛けていく。

【第17回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 17

 [テーマ]変人をつくろう
ゲスト:中原 徹氏(大阪府教育委員会 教育長)

 [講 師]藤原 和博 

前例踏襲、横並びの正解主義がはびこる大阪府の教育界に、アメリカで弁護士をしていた横浜出身の42歳がパラシュート降下してきた。空気を読まない、予定調和を望まない、教育委員会事務局にとってのエイリアンは、どのようにして答えのない時代を生き抜く子どもたちを育てる環境づくりを行っているのか。高校の民間人校長を経て全国最年少の教育長となった、『国際的日本人が生まれる教室』の著者でもある中原氏を招いて、教育における変人のつくり方=国際社会で伍していける人材づくりを伺っていく。

【第18回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 18

 [テーマ]若き民間人校長の奮闘
ゲスト:北角裕樹氏(大阪府大阪市立巽中学校 校長)
山口照美氏(大阪府大阪市立敷津小学校 校長)

 [講 師]藤原 和博 

番組ゲスト史上最も話が下手だと藤原氏をして言わしめる元新聞記者の北角氏と、塾講師、セミナー講師のキャリアから教育者としての風格さえ感じさせる山口氏、対照的な二人の新人民間校長を招いて、公募への応募動機や現状の課題、教育への思いなどを語ってもらう。「そんなこと、私企業だって通らないよ」と、藤原氏のダメ出しもあり、若い二人の試行錯誤、奮闘ぶりが伺える、教育関係者にとっては見逃せない番組。

【第19回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 19

 [テーマ]変人市長が地方自治体に革命を起こす
ゲスト:樋渡啓祐氏(佐賀県武雄市 市長)

 [講 師]藤原 和博 

アップル社の共同創立者の一人スティーブ・ジョブズは、市場調査などせず、自分が欲しいものを形にしていくことでiPhoneを生んだ。
サイクロン掃除機を発明したジェームス・ダイソンも、自分がつくりたいものだけをイメージして5000回を超える試作を行った。
今回は、自分が行きたい図書館を実現させたり、市民目線に立った数々の施策を実行している、佐賀県武雄市市長の樋渡氏をゲストに迎え、ITで教育革命を目指す同市の取り組みについて語ってもらう。

【第20回】 目撃せよ!いま起こっている義務教育改革 20

 [テーマ]どうなる? 日本の教育改革
ゲスト:前川喜平氏(文部科学省 初等中等教育局長)

 [講 師]藤原 和博 

文部科学省初等中等教育局長といえば義務教育行政のボス。泣く子もいずれはお世話になる義務教育行政のトップある。シリーズ20回目は、文部科学省初等中等教育局局長の前川氏をゲストに迎えて、日本における教育の現状と改革を語っていただく。「授業のスタイルをこう変えちゃったらどうですか」、果敢に切り込む元中学校校長である藤原氏の大胆な発言に、慎重に言葉を選びつつも、徐々に乗ってくる前川氏、二人による丁々発止のやりとりも見逃せない。


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